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自然素材について | 注文住宅 家 広島 工務店 オールハウス

自然素材について

3時間目

自然素材が好きですか、嫌いですかと尋ねたら、大抵の人は「好き」と答えるのではないでしょうか。でも、「手入れが大変そうだから」「割れたり、音がなったりするらしいし」と、実際のところはよくわからないまま、何となく敬遠している方もいらっしゃるかもしれません。

ここではもう一度自然素材についてのおさらいをしておきましょう。

  自然素材について

どうして新建材と自然素材があるの?

 

自然素材って何?

自然素材とは、木、石、紙、草など自然界にあるものを、できるだけそのまま家づくりに利用できるようにしたものを指します。自然界にある材料を使っていても、化学薬品を混ぜたり、化学薬品を利用して加工したものは自然素材とは呼べません。つまり、合成接着剤で貼りあわせた集成材や、化学薬品によって防腐・防蟻処理を施した無垢材、固まりやすくするためにアクリル樹脂を混ぜたしっくいなどは、自然素材とは言えないということですね。

オールハウスではしっくいを固めるために、スサ、ぎんなん草といった天然のボンドを使います。それらは大昔から職人たちによって工夫を加えつつ用いられてきたもので、化学的につくられた接着剤に比べ、何ら性能が劣ることはありません。それならなぜみんな、自然素材ばかりで家をつくらないのでしょうか。

化学物質によるシックハウス症候群や、化学物質過敏症の被害が問題になっている現在、化学物質をほとんど含まない自然素材を積極的に利用することが、もっとも健康のために良いと思われるのにいったいなぜ?じつはそこには理由があります。

 

コストダウンクレーム対策のためにつくられた新建材

無垢の木やしっくいは生きて呼吸している素材です。そのため温度や湿度の変化によって伸びをしたり縮んだりします。ということは伸縮にともなうヒビや隙間などが、どうしてもできるということです。じつはその性質ゆえに、室内の湿気を調節したり、きれいな空気を吐き出したりできるのですが、現代ではそれがクレームにつながることを恐れて、住宅会社がなかなか一歩を踏み出せない状況があるのです。

なぜクレームにつながると、住宅会社は考えるのでしょうか。それは私たちが商品化された住宅に慣らされてしまっていることと関連しています。しっくい壁のヒビや隙間、木の割れなどが当たり前だったことを知る日本人は、いまでは少なくなりました。かつての常識が現代ではクレームにつながってしまうのです。そんな風に住宅が商品化されたのは、家づくりが住宅産業と呼ばれるようになり、大企業が出現してからです。

大企業は大量に生産し、大量に売らなければ存続できません。どんな土地にも、どんな気候にも合う家にすれば、同じ材料を一度にたくさんつくれます。コストは下がり、多くの人に家が売れるようになるわけです。しかし、どんな土地や気候にも合う家となると、自然素材では難しい。そこで狂いがなく、一度に同じものがたくさんつくれる、いわゆる新建材が圧倒的に多く使われるようになったのです。

 

『自然素材は昔からの家のつくり方、新建材は高度経済成長期に大企業の論理でつくられたもの』という風に言えるかと思います。

 

自然素材だと性能が低いの?!

 

木の断熱効果はグラスウールをはるかに上回ります

生きて呼吸しているために、動いてしまう自然素材の家。では自然素材の家は狂いのない新建材の家に比べて性能が低いのでしょうか。

それに対する答えとして、1つの例を挙げてみます。

オールハウスでは断熱材に自然素材の「木」を使用しています。断熱材と言えば、ほとんどの人が「熱を伝えにくいこと」と「厚みがあること」を問題にします。しかしもう一つ大切なことがあります。それは物体の温度を1℃高めるのに必要な熱量、すなわち「熱容量」がどうかということです。この熱容量が大きいほど、温度は上がりにくくなります。

オールハウスの木の断熱材の熱容量は、なんとグラスウール32Kの約17倍!夏の強い太陽熱の日射にも十分耐えることができ、熱の移動を遅らせることができます。

木の断熱材「イーストボード」 

 

『自然素材を使うと家の性能が落ちるということはない』ということを、ぜひ覚えておいてください。

 

F☆☆☆☆は自然素材とどう違うの?

 

規制されている化学物質は2種類のみです

2003年にシックハウス対策法が施行され、ホルムアルデヒドとクロルピリホスの2種類の化学物質が使用を規制されました。そして建材に使用した化学物質の量にそれぞれランクをつけ、Fに☆マークをつけた表示が定められました。このことによって、自然素材でなくともF☆☆☆☆なら安心と思われた方も多いと思います。しかし、F☆☆☆☆は建材の基準であり、家全体が基準を満たしているかどうかはわかりません。F☆☆☆☆基準の建材を全て使用しても、家を検査すると基準を超えている場合は実際にあるのです。

オールハウスでは極力自然素材を使用していますが、それでもいまの世の中ではどこかに化学物質が含まれていて、純度100%の家を建てることは非常に困難です。そこでSODリキッド、セラミック水を使用して改善し、基準をクリアーして引渡しを行っています。現在は、ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・パラジクロロベンゼン・スチレンを検査していますが、これからは検査項目を増やしていくつもりです。

私たちは、建材の安心感ではなく、一棟一棟検査をしてお引渡しすることが大切なのではないかと考えています。

 

『化学物質を100%避けることはできない』。
だからこそ国任せにしないで、よりよい方法を自分たちで考えるという意識が必要だと思います。

 

自然素材の家は高いし、手入れが面倒って本当?

 

手入れしながら住めば、いつまでも美しく丈夫な家です

自然素材が、コストダウンのために大量につくられる材料に比べて高額なのは確かだと思います。しかし、自然素材を使って家を建てようとしている建築会社は、それぞれ企業努力や志を同じくする仲間との協力体制によって、良い品質のものを少しでも安く消費者のみなさんにお届けするための道を切り開いてきました。多くの宣伝費や人件費を必要とする大手ハウスメーカーと比べていただければ、我々の努力をわかっていただけると思います。

お手入れを面倒と思うかどうかには個人差があります。ハウスメーカーなどで開発されているノンワックスの床に比べると、無垢材の床は時々磨く必要があります。それでも米ぬかで磨けば簡単で、ムラにもなりません。

しっくいの壁も、ヒビの補修や汚れを消しゴムで消すなどの手当てが必要ですが、ビニールクロスのように黄ばんだり、薄汚れることはありません。

私たちは、お手入れも我が家に愛着を持っていただくための一つの手段だと考えています。ぴかぴかの家よりも、年を経ていい感じに味わいを深めていく家に住みたいという方に、自然素材の家は向いているように思います。

自然素材でできた家を写真でみる。

自然素材でできた家を体感する。

自然素材でできた家の住み心地を聞いてみる。

 

『愛情をもって住んでくれる人に、自然素材の家は愛情をもって応えてくれる』、これだけは真実だと思います。

 

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