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デザイン・間取りについて | 注文住宅 家 広島 工務店 オールハウス

デザイン・間取りについて

1時間目

どんな間取りにするかイコール家づくりと考えるお客様もおられるくらい、間取りは家づくりの中の大きなポイントです。間取りを上手につくることができれば、日々の家事が楽にできたり、実際の広さ以上に空間を広く感じたりということが可能になります。

ちょっとした工夫のコツを覚えて、あなたの家づくりに役立ててください。

  デザイン・間取りについて

土地の方位や陽当り、眺望などをまずチェックする

 

道路の方角によって、敷地の方位が決まります

間取りを考える際に、まずしなくてはならないのが「土地を見ること」です。

まず道路がどちらの方角にあるかを見ます。建築基準法では、道路に面していない敷地には建物を建てることができません。南側の道路に接していれば南が玄関、北側の道路に接していれば北側が玄関ということになります。

一般的には日当たりのよい南側道路の敷地が好まれますが、一概に南側が有利とも言い切れません。かえって北側道路の敷地の方が間取りをつくりやすい場合もあるのです。

順を追ってご説明していきましょう。

 

周囲の環境も含めてじっくり観察しましょう

道路のある側を正面として、周囲をよく見ます。どちらの方角が開けていますか。また、家が建てこんでいるのはどちらの方角ですか。

間取りをつくる際には、開けた方角に開口部を設けると、眺望も良く開放感があり、光や風を採り入れることができます。反対に隣家が接近している側には視線を遮りつつ、採光と採風を確保するための工夫が必要です。

南側に大きな窓を設けると良いとは一般的によく言われることですが、生活道路に面していた場合、人通りが多くて落ち着かず、一日中カーテンを閉めているというようなことも起こり得ます。周囲の環境も含めてよく観察することが大切です。

また傾斜地であれば、どちら側が高く、どちら側が低くなっているかも確かめます。

 

ゾーニングをしてみましょう

敷地の方位、形状、陽当りに加え、周囲の環境などをひととおり確かめたら、もう一度その土地に立ってゾーニングをしてみましょう。

おおまかに駐車場はここ、リビング、和室、書斎などの快適優先スペースはここ、キッチン、浴室、トイレなどの機能優先スペースはここという風に空間を配置してみるのです。

この作業をすることで、土地のもっている特徴がよく頭に入り、その特徴を最大限に活かしていこうという意識が生まれます。土地を活かせない間取りは、どこかに無理があるか、どんな土地にも当てはまる面白味のない間取りだと言えるかもしれません。

この章のまとめは、『土地を見ずして良い間取りは生まれない』です。

 

狭くても広く感じさせるマジック

 

奥行き感を利用すると広く見えます

狭い土地でも工夫次第で、広く見える家をつくることはできます。例を挙げましょう。

左の玄関と右の玄関、広さは全く同じですが、ドアを開けた時に広い印象を与えるのはどちらだと思いますか?

 

どちらの玄関が広く感じる?

 

正解 右

 

答えは右。土間部分の奥行きが長くなっていますね。
この『奥行き』が広さを感じさせるツボなのです。
また、突き当りにガラスをはめ込んで外が見えるようにすると、さらに奥行き感が増します。

さらに奥行き感アップ!

さらに奥行き感アップ!

 

さらに奥行き感アップ!

縦の広がりも大切です。吹き抜けは空間を縦につなげ、実際よりも部屋を広く感じさせます。写真はオールハウスのこころモデルハウス。スキップフロアを吹き抜けがつなぐ構造になっています。

立面図を見てください。もし吹き抜けがなかったら、部屋の面積はいくらか広くなりますが、壁と天井に仕切られて、住む人は圧迫感を感じてしまうのです。

奥行き感を利用

立体図で見てみましょう! 

吹き抜けが部屋を広く感じさせる

 

壁と天井に圧迫感を感じます

 

廊下をなるべくつくらない

 本当に部屋を広くする方法もあります。それは廊下をつくらないこと。廊下をつくると必然的に部屋を小分けにすることになります。部屋を小分けにするとドアが増え、家の中に暗い部分や空気が流れにくい部分ができてしまいます。そして何より廊下分の面積がもったいない。マンションなどは構造上、廊下をつくるのも致し方ないのですが、注文住宅ではその理屈は通用しないはず。もし、あなたが話をした住宅会社が廊下のあるプランしか考えられないとしたら、設計力に問題ありという可能性が高いと思います。

さて、この章のおさらいです。
『狭い敷地でも、縦と横の距離を長くすることによって、人は広さを感じる』。覚えておいてくださいね。

 

動線がいいと、暮らしが楽しくなる

 

毎日の動作を、ストレスフリーで出来る動線

生活動線という言葉をみなさんご存知だと思います。キッチンからダイニングへ、寝室からトイレへといったような住まいの中の人の動きを、軌跡として書き表した線のことですね。この生活動線が複雑だと、あちこちで人がぶつかったり、面倒で片付けなかった物がそのあたりに散らばったりということが起こります。

そうならないためにはどうするか。
オールハウスでしていることは、まずドアをできるだけつくらない間取りにするということです。ドアをつける際は、開けっ放しでも気にならない引き戸にします。そうすれば動くときにドアを開け閉めするひと手間が省けます。

次に、オールハウスのお客様は子育て真っ最中の方が多いので、玄関からまっすぐ洗面所に行ける動線を心がけています。外から帰ったらまず手を洗う習慣を、身につけてほしいからです。

そして一番の知恵の絞りどころは、キッチンを中心に家事をスムーズにこなすための動線。
子育てに仕事に趣味にと忙しい世代が、ストレスを感じずに家事ができるよう、短い動線で多くのことを同時にこなせる工夫をしています。

ストレスフリーで出来る動線

 

自分たちにとっての"良い動線"を考えましょう

逆に少し長くした方が良い動線もあります。たとえばトイレ。

便利だからと家族が集まるリビングのすぐ横につくったとします。家族はそれで大丈夫かもしれませんが、お客様が見えた時などは、音を気にされてトイレに行きにくくなってしまうかもしれません。トイレはリビングから少し離れた位置につくる方がよさそうです。

それぞれの家族の生活スタイルや考え方によって動線は異なります。動線を考えることは、自分たちの生活習慣を見直し、これから習慣づけていきたいことを家族の中で決める良い機会にもなります。また、お互いへの思いやりの心を育てることにもつながります。

『動線をよくしようと本気で考えれば、家族の距離がまた近くなる』。
そんな風に言ってもいいかもしれません。

 

採光・採風の工夫

 

トップライト(上からの光)を上手に利用する

光と風は家をつくる上で、もっとも大切な要素のひとつです。周囲に何もないところに建てるような場合には、窓さえつければ光も風もいくらでも入ってきますが、現代の住宅事情ではまず、そういうわけには行きません。そこで採光・採風の工夫というものが重要になってきます。

隣家が迫っていて採光が得にくい場合の手段としておすすめなのが、中庭、コート風のテラス、デッキなどです。真四角の家だと屋根に遮られて届かない光や風も、中庭やテラスを設けることでそこに光を集めることができます。光は上からだけでなく、地面に反射して部屋の中に入ってくるため、明るい室内が実現できます。

屋根を上から見たところ

屋根に遮られて光は届きません

 

光が2階にも1階にも届きます

建物を横から見たところ

テラスにはねかえった光も部屋に

 

テラスにはねかえった光も部屋に

 

北からの光は精神を安定させる

日本の家づくりでは昔から東南に人気が集まり、西北はどうも隅に追いやられている感があります。しかし、どの方角もそれぞれに良いところがあり、上手に短所をカバーして長所を生かすことができれば、バランスが良く、住み心地の良い家が出来るはずです。

たとえば西日。夏の西日は耐え難くても、秋の終わりから冬にかけての西日は、夕方まで部屋を明るくしてくれ、雰囲気もなかなか良いものです。日本の伝統的な家屋では、庇を長くして夏の西日を遮り、冬の低い西日だけが部屋に入るように工夫されてきました。西に向かって眺望が開けているような時にはなおさら、その眺望がもったいない。西日というだけで毛嫌いせずに、もう一度周囲の状況をよく見定めましょう。

次に北。北側には昔から書斎を設けるとよいと言われてきました。なぜかと言うと、北側からの光は1年を通じて変化が少なく、安定しているからです。物を考えたり、書き物をしたりという場合には、いつも一定の、落ち着いた環境が適しているのは明らか。ということは、北側に子供部屋を設けることは理に適っているというわけです。

 

条件の悪さは、家の性能でカバー

北側に子供部屋がいいって言うけど、寒いんじゃない?とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。確かに昔の家ではそうでした。しかし、いまは断熱性能によって家の中の温度を一定に保つことができるようになりました。冬でも寒くはなく、反対に夏は強い陽射しが射し込まないので、クーラーが必要ありません。

昔のように良い方位の土地を選べる余地が少なくなった代わりに、人は知恵でカバーする方法を、長い時間をかけて見出してきました。オールハウスでも良い工夫は積極的に採り入れてご提案しています。

みなさんも「この土地では・・・」と諦めずに、一見短所に思えることも個性に変えられることを信じて、家づくりの専門家たちと積極的に話し合ってください。きっと道は開けますよ。

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『一見不利に思える状況は、大逆転のチャンスを秘めている』。
この言葉で1時間目を締めくくりたいと思います。

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