

私は性分として、何をするにもどこかひと工夫したい性質(たち)なんですよ。逆に言えば人といっしょが嫌いというか(笑)。いま、リフォームを担当しているのですが、同じ予算でもこうしたらもっと良くなるんじゃないか、というアイデアを常に考えて、提案するようにしています。だって、無難に済みさえすればいいと思って仕事をしているのって、つまらないじゃないですか。
一緒に組むことの多い大工の田枝さんも、いろいろとお客様の使い勝手を考えて工夫するのが好きなので、私との息はぴったり。お客様も一緒になって、ああでもない、こうでもないと頭を捻るのが楽しいです。
住みながらのリフォームは、新築以上にお客様にストレスが溜まるもの。大切なのはお客様に孤独感を抱かせないこと。いま何をしているのかを包み隠さずお客様に伝えて、曖昧な部分をつくらないことです。そして途中から追加工事をしたいとお客様が仰った時に、本当にそこにお金をかける意味があるかどうかを、こちらもよく考えて、誠実にお客様に伝えることですね。
お客様はその家に愛着があるからこそ、長く住みたいと考えてリフォームされるわけですから、こちらも目先の利益ではなく、長い目で見て何がお客様にとって必要かを、しっかりとプロの目で判断してご提案しなければ、というのが私の信条です。
